MacBookやMacBook ProなどのノートPCはデスクトップと違い、バッテリーを搭載しており、バッテリーは日々消耗し、駆動時間はだんだん短くなっていきます。
少しでも長く使っていくためにはバッテリーの管理が大切になるのでメンテンナスはしっかり行って置きましょう。ここではいくつかのポイントを説明します。
1.MacBookの購入直後はフル充電をする
MacBook・MacBook Proの購入後は必ずAC電源をつないで最初はフル充電にしましょう。
合わせてOSも最新になればなるほど節電技術もアップデートされているので最新のバージョンにアップしておくことで、節電につながります。
2.電源アダプタとバッテリー駆動を交互に行う
MacBookなどノートPCに使われているリチウムバッテリーはフル充電のままにしておくと劣化するので、なるべくバッテリー残量は20〜80%の状態で利用するようにしましょう。
3.周囲の温度に注意する
高温の状態はバッテリーにとって劣化しやすくなる原因となります。
アップルではMacBookでは、周囲の温度が10°C〜35°Cの環境下が最適な温度として推奨しています。
室温が高い状態にならないように、特に夏場はエアコンなどで温度を最適な気温に調整しましょう。
4.MacBookで他のデバイスを充電する時はAC電源につなぐこと
MacBookで他のデバイスを充電する場合、AC電源につないでいないとバッテリーから充電されるため、バッテリーを消耗することになります。
他のデバイスをMacBookから充電する時は必ず電源をつなぎましょう。
5.ディスプレイの輝度やスリープ設定などを調整する
ディスプレイの輝度を下げることで電気消費を抑えることができるので、場所に合った輝度の調整をしたり、席を長時間離れたりなどMacBookを利用しない時間はスリープモードを利用するなど消費を少しでも抑えることができます。
設定の調整は「システム環境設定」アプリから変更することができます。
また、Wi-FiやBluetoothなども利用しない時はオフにすると良いでしょう。
6.長期保管する場合は50%充電し、保管場所も最適な温度に
アップルが長期保管をする場合は以下の2点を行うことを推奨しています。
1.バッテリーは50%の状態にする。
長期保管する場合、バッテリーは使い切った状態にすると重放電という状態になり、充電の状態を保てなくなる可能性があるそうです。
逆に100%完全に充電した状態にすると、バッテリー容量の一部が失われる可能性があるとのこと。
また、電源はスリープなどではなくしっかり電源を切ります。
また、6ヵ月以上MacBookを保管する場合は、6ヵ月ごとに50%まで充電してバッテリーの容量を50%に保つようにしましょう。
2.湿気のない32°C以下の環境で保管すること
バッテリーは高温状態に弱いので、涼しい最適な気温の場所で保管しましょう。
MacBookのバッテリーの充放電回数を調べる
現在の自分のMacBookのバッテリーの充放電回数を調べる方法です。
1.アップルマークをクリックして、「このMacについて」を選択します。
2.「システムレポート」をクリックします。
3.システムレポートが表示されたら左のメニューで「電源」を選択すると、「状態情報」という項目に充放電回数が表示されます。
自分のMacBookの充放電回数をチェックして、バッテリーの状態を把握しておきましょう。
バッテリーの状態をメニューバーから確認できる便利アプリ3選
バッテリーの状態を簡単に把握したい人はメニューバーからか簡単に確認できるアプリがあるので、こういったアプリを利用すると便利です。