TCPとは?

ネットワーク用語であるTCPについて解説します。

TCPとは?

TCPは、Transmission Control Protocolの略で、コンピュータネットワークにおける、データを送信するためのプロトコルの1つです。TCPは、通信のための基本的なプロトコルとして、インターネットを構成する際に広く使われています。

TCPは、データを送信する際に、そのデータを複数の「パケット」に分割することで、送信するため、通信の相手側で、それらのパケットを組み立てて、元のデータを再現することができます。

この分割されたパケットを送信することで、通信路が複数ある場合にも、最も確実な通信路を選択して、データを送信することができます。

また、送信されるパケットには、データの送信元や、送信先の情報が含まれているため、送信先では、それらの情報を元に、データを組み立てることができます。

また、TCPは、送信されるデータが、送信先で正しく受信されるかどうかを確認するための仕組みも持っています。この確認を行うことで、データが正しく送信されたかどうかを確認することができ、問題が発生した場合には、再送信を行うことで、データのやり取りを確実に行うことができます。

 TCPは、インターネットを構成する際に広く使用されており、インターネット上で行われるデータの送受信において、非常に重要な役割を担っています。