MacBook Pro・Airでディスプレイを開けたり、電源アダプタをつないだ時に勝手に電源をオンにさせない方法

MacBook Pro・Airでディスプレイを開けたり、電源アダプタをつないだ時に勝手に電源をオンにさせない方法

MacBook Proなどでは2016年のMacBook Proシリーズからディスプレイの蓋を開けたり、電源アダプタを接続した時に自動で電源がオンになるようになっています。

電源ボタンを押さずに起動できるのは便利な一方で、勝手に電源オンにされると困るという方も多いかと思います。

ただ、AppleはApple Silicon搭載のMacBook Pro・Airに対して制御できるようにしたので、ここで解説します。

MacBook Pro・Airでディスプレイを開けたり、電源アダプタをつないだ時に自動で電源をオンにさせない方法

MacBook Pro・Airでディスプレイを開けたり、電源アダプタをつないだ時に自動で電源をオンにさせない方法をAppleが公開しています。

MacBook Pro・Airでディスプレイを空けたり、電源アダプタをつないだ時に勝手に電源をオンにさせない方法

Prevent a Mac laptop from turning on when opening its lid or connecting to power – Apple Support

勝手に電源をオンにさせないようにするには「ターミナル」アプリを起動して以下から適切なコマンドを選んで実行するとそれぞれに応じた機能のオン・オフにすることができます。

ただし条件としてはApple Siliconを搭載したMacBook Pro/Airで、macOS 15 Sequoiaにアップデートしておく必要があります。

ディスプレイを開けた時および電源アダプタで電源に接続したときに起動するのを防ぐコマンド

sudo nvram BootPreference=%00

ディスプレイを開けたときだけ起動するのを防ぐコマンド

sudo nvram BootPreference=%01

電源アダプタで電源に接続した時だけ起動するのを防ぐコマンド

sudo nvram BootPreference=%02

設定した変更をデフォルトに戻すコマンド

sudo nvram -d BootPreference